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東京大学で活躍する女性研究者・学生たちを紹介します。
Story 4: Sally
サリーは東京大学の博士課程3年生です。彼女はインドネシア出身で、彼女の研究テーマは、民族医学、健康、農村部の生活様式の相互関係の調査です。サリーは、博士課程の学生としての経験、そして母親としての経験を話してくれました。
Q. 課題に直面したことはありますか?どのようにしてそれを克服しましたか?
「私の研究活動に関しては、時間的・場所的な制約が少なく、幸運だと感じています。しかし、それでも、育児の課題と責任が軽減するわけではありません(私以外の母親もそうだと思います)。親であることは、予期しない休暇を取る必要があることを意味します。しっかりとした境界線を引き、仕事の時間を優先するのは本当に難しいです。研究に対する責任を持っているのは自分だけですし、研究活動がフレキシブルな分、研究を前進させ続けるために自分自身を訓練しなければならないと思います。」
Q. 研究と家庭のバランスをどのように取っていますか?
「母親兼大学院生である私の人生を一言で表すとしたら、「頻繁な中断」ですね。私は母親と大学院生の両方の役割をうまくやりくりして、常に時間を効率的で生産的に使わざるを得ず、他に何もする余裕がありません。私にとって、研究と家庭のバランスをとる鍵は、「時間と仕事の管理」と「自分に寛容になること」です。仕事をいつ中断/開始すべきかを認識することが重要です。そして大学院生をやりながら社会で定義されている「完璧な母親」になるよう努力するのは無理な場合もあると認めることも重要です。そうもしなければ、私たちは肉体的および精神的に四六時中疲れ果てることになります。」
#HerUTokyo
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